インドが無人探査機を
無事に月に着陸させましたね。👏👏👏
100億円ちょっとの最低予算だったらしい。😳
まぁ、インドは着実に進歩してます。😌
話はかわり、
インドの取引先のなかに、
ラーマちゃんという古いメーカーがいる。
オーナーのラーマちゃんは、
業界の中でも経験といい実力といい
かなりのデキる男だった。😘
しかし、
インドといってしまえばそれまでだが、
不良品が定期的にでた。😅
致命的な不良はないのだが、
細かいキズや汚れなど、
バカらしい不良がでた。😂
もちろん、
それらはヨーロッパやアメリカむけなら、
問題にもならないレベルだ。😌
しかし日本市場の品質の厳しさは、
世界の生産者には若干の不合理さとともに、
知れわたっている。
ラーマちゃんは、
モノづくりのすべての工程に精通している。
なのでケアレスミスとよばれる、
これらの不良がでるのが理解できなかった。
何度か話しあいがなされたがいつも、
「すまない。
不良についてはすべて弁償する。
クレームしてくれ。」
ということで終わっていた。
あまりに直らないので、
こちらとしても残念だが、
発注をへらすことにした。
しかし、
そのような局面になるといつも、
いつもだ、
あまたの商品のなかから、
ラーマちゃんだけが作っていた商品が
ヒットした。🎉
大ヒットもあった。 🎉🎉
ラーマちゃんが作っていた商品群は、
ラーマちゃんのまわりに7社あった。
どれもそのアイテムが、
他のメーカーにいっていてもおかしくない、
というものばかりだった。😸
しかしなぜか、
ラーマちゃんに割り当てられ、
それがヒットしていた。😳
インドへいったときその謎を解くべく、
ラーマちゃんのすべてのモノづくりの
やり方をしらべてみた。
するとそこで分かったことがあった。💡
ラーマちゃんは、
"与える人"
だった。💕
インドのモノづくりの現場には、
日本基準をおしつけるのではなく、
彼らのレベルでベストをださせ、
ラーマちゃんの会社で
日本の基準にあわない商品を
はじいていた。😅
インドの品質と日本の品質の差は、
ラーマちゃんが一手に引き受けていた。
むかしからの工場にも、
まんべんなく発注を与え、
経営が厳しくなるとお金を貸し、
立ち行かなくなる工場は、
買い取って自社工場にしていた。😽
また、
ラーマちゃんが卒業した、
貧しい家庭からえらばれた
技術者を養成する専門学校にも、
定期的に寄付をして、
そこの学生たちを大きなレストランに
招待して学生たちを鼓舞していた。😘
そんなことをしているのは、
あまたの卒業生のなかでも、
ラーマちゃんだけだった。😌
ラーマちゃんの過去世は、
ヨーロッパの修道院で、
院長をしていたシスターだった。⛪️
かなり厳格で、
キリスト教的な教義である、
"与える"
ことの尊さを説きつづけていた人だった。❤️
彼は今世、
インドという混沌のなかで、
日本との巨大なギャップのはざまで、
"与える"
ということを実践しにきたのだった。
ラーマちゃんをみていて、
"はたらくって何だろう?"
ということを考えさせられた。
少しでも、
はたらくことで、
まわりをしあわせにできたらいいですね。😻
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