いつも行く神社⛩でお詣りした。
帰ろうとしたら、
境内にひとりの子供がいた。
まだ2才になるまえの男の子で、
熊さんのフードをかぶり、
砂利の上に仁王立ちしていた。
父親はベンチにすわりスマホをいじっていた。
となりにはベビーカーがあった。
その子は立てるようになったばかりで、
まだ歩けないのか、
微動だにしなかった。
あまりにかわいいので手を振ってみたが、
前をむいたまま反応はなかった。
しあわせな気持ちになりながら、
境内をあとにするとき、
その子が何をそんなに見ているのか、
意識をあわせてみた。
するとその神社の
末社(メインじゃない神社)の神さまが、
その子をあやすように
一生懸命に手鞠(てまり)をついていた。
その末社の神様は、
とのことだか、
平安貴族の男性だった。
黒い烏帽子をかぶった背の高いハンサムな男神さんだ。
わたしは藤原さんと呼んでいる(笑)。
その小さい子は
藤原さんの手鞠を凝視していたのだった。
神社に子供がくると、
すごく歓待されるとは聞いていたが、
本当だったんだね。😘