むかし、
インドの工場を訪問したときのことだ。
初めて訪問した工場で、
出張にいった会社の仲間たちと
その工場のサンプルを見ながらまっていた。
すると、
入口のほうから、
鼓笛隊がやってくる (比喩です😅)
感覚がおしよせてきた。
なんやらフルートやトランペット、
ドラムの🥁音まで聴こえてくる。😆
振りむいて入口の方をみた。
すると歳のころ40才くらいの、
眼鏡をかけたスラッとした女性が
はいってきた。
オーナーの秘書のようだった。
すばらしいオーラだった。✨
握手をして、挨拶をする。
オーナーがいまからくるので、
あと少し待ってほしい、
とのことだった。
そして
飲み物は何がよい?
紅茶か珈琲か、コーラもある、
というインドのいつもの挨拶の流れだったが、
わたしはその時、
これから初めて会うオーナーへの
期待で胸がいっぱいだった。
秘書のオーラがこんなにすごいと、
まちがいなくオーナーもすばらしい。🌟
朱に交われば赤くなる、
の諺どおりですね。😘
現れたオーナーは、
歳のころ70才すぎの、
白髪で髭をはやした男性だった。🌟
会ったとき、
空間の密度が濃くなった。
握手をしたら、
そのままオーナーは話しはじめた。
一緒にきた会社の仲間たちとも、
ひととおりの挨拶はしたが、
そのオーナーはずっとわたしに話つづけた。
時間がとまった。
15分くらい話したと思うころ、
会社の仲間から声をかけられた。
1時間たったんで次へ行きます、
とのことだった。
びっくりした。😳
不思議な時間だった。😽
それ以来、
オーナーとも秘書とも
逢っていない。
"生涯に一度だけの濃密な体験"
一期一会、
の言葉の意味を、
実感した体験でした。😆